グッスマ(PLAMATEA)

PLAMATEA(プラマテア) タナトス レビュー (ペルソナ3) (塗装品)

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メーカー:グッドスマイルカンパニー

お値段:8,800

ペルソナ3に登場するペルソナの一体、「タナトス」がプラモデルになってプラマテアで登場しました。

ゲーム中に登場する多数のペルソナの中でも、このタナトスは主人公との因縁や独特なデザインから非常に人気の高いペルソナとなっています。

原作のゲームは名作オブ名作なので、未プレイ勢は絶対やりましょうね(圧)

今回はパチ組にチョイ塗装で済ませようかと思っていたんですが、結果的にはほぼフル塗装で仕上げる形になってしまい完成まで結構時間が掛かってしまいました・・(-_-;)

以下にてレビュー記事を書いてみましたので、購入のご参考などにして頂ければ幸いです。

パッケージと付属品類

ペルソナ3のイメージカラーであるブルーを基調としたパッケージでスッキリとしたスタイリッシュなデザインとなっています。

パッケージ横にはちゃんとアトラス(セガ)公認グッズのジャックフロストマークが付いてますね(カワイイ)

武器の剣(刀?)

剣は鞘状態と抜き身状態の2種が付属、刀身は綺麗なシルバーで塗装済みとなっています。

※鞘の根元の金色部分は塗装がされていないので、塗装が必要です。

ディスプレイ用スタンド(いつもの)

プラマテアキットには毎回付いてくる長短2種の支柱が付いたディスプレイスタンドが付属

本体と可動範囲

本体前後

ペルソナ3リロード名義でのキットなので、頭が小顔にスタイルも頭身が高くスラっとした体型になっています。

タナトスの立体物は昔バンダイから発売したD-Artsがありましたが、あちらはペルソナ3名義となっているので別物に近いスタイルです

体の周りの棺

最大の特徴である体の周りを漂う棺はクリアパーツの支柱で接続、各棺の基部はボールジョイント接続となっているので、結構自由に動かせるようになっています。

各棺は設定デザイン通りに各々が鎖で接続。
鎖部分は鉄製の鎖が使用されています。
棺を支える支柱と本体は背中に接続ポイントあり、なんかコンセントみたいで少し頼りないですが、外れることなくしっかりと接続する事が可能です。

また、この支柱は根元で前後に可動をさせる事ができるので・・・

こんな感じに全棺を前方向に傾けて配置したり・・・
逆に後ろ方向に傾けて配置したりすることもできます。
全部の棺を前方向に傾けてからの後ろ姿は結構な迫力です

上半身可動

肩部分の可動は渋めで上げられるの写真の位置まで、肘も90度までは曲がりません。

手首には可動軸があり、ある程度捻らせるような動きを付けることができます。

腰部分はグネグネと可動、猫背気味な前傾姿勢が似合うキャラなので腰の可動が良く動いてくれるのは嬉しいところ。

首は上下にはよく動いてくれるんですが、横を向く事は殆どできません。

下あごの部分は大きく開かせることが出来るので、ゲーム中の絶叫ポーズも再現できます。

マスクとアゴ(クラッシャー部分)はシルバーで塗装済みのパーツとなっていました。

下半身可動

足は写真の位置まで開脚可能

足の前と後ろにある腰布はある程度自由に動かせるようになっているので、なびいた様な動きを付ける事が出来ます。

腰布を動かせば、足はここまで上げることが可能です。

ちなみにこんな形状の足先なので(自立ができない)、今回はディスプレイ時はスタンドが必須のキットになっています。

アクション

棺を前方に展開

棺の部分は今回の頑張ったポイントで、青い部分をキャンディ塗装に白い部分をパールシルバーで塗装して特別感を出してみました。

今回パールシルバーを始めて使ってみたのですが、凄くイイ感じに光ってくれます。(※写真だとちょっと伝わりにくいかもしれませんが・・・)

か、かっこいい・・・

棺が思っていたよりも自由に動いてくれるのは嬉しいところです

鎖をジャラジャラ絡めて引きちぎろうとしている感じのポーズ

咆哮
剣を装備
腰が良く動くので、柄まで手がちゃんと届きます

平手の形がそれっぽいので、抜刀ポーズみたいになりますね

私は今回スターブライトジェラルミンで塗装しましたが、刃は綺麗なシルバー塗装済みのパーツとなっているので、塗らずにそのまま使ってもOKだと思います。
前傾姿勢

獣っぽい獰猛差も感じるキャラなので、飛び掛かるような前傾姿勢も良く似合います。

猫背が出来る腰の可動範囲の優秀差がここでも出てきます。

武器は剣だけですけど、これがあるだけでプレイバリューが広がりますね~
後方からのアングルもいいですね~

以上、色々アクション写真でした。

おまけ(figma ペルソナ3主人公と)

関連記事LINK: figma 結城 理(主人公) レビュー (ペルソナ3)
タナトスはリロード名義なので、出展作品に微妙な違いがありますが、P3主人公(劇場版)のfigmaと

カラーリングが同系統なので、一緒に並ぶとやっぱりメチャクチャ似合いますね、この2人(?)

タナトスのサイズがちょっと小さいかな~と思ったんですが、ゲームでの召喚シーン見ると割とこんな感じのサイズ感でしたね

やっぱりオルフェウス改よりもタナトスの方が後期ペルソナ感がありますねぇ・・・(性能は圧倒的に オルフェウス改>タナトスなんですが)

塗装レシピなんかを

※注意)プラマテアさんのキットは他メーカーキットよりもプラが脆い気がするので、塗装をする際は乾燥の早い速乾性うすめ液を使ったり関節などの負荷が掛かる部分の塗装は避けたほうが良いです。

塗装

1)下地:サーフェイサーエヴォシルバー(ガイアノーツ)

2)ボディ:プリズムブルーブラック(ガイアノーツ)

3)手袋や足などの白部分:ガンダムエアリアルホワイト(水性ホビー)

4)ベルトなど:ウッドブラウン(水性ホビー) + モンザレッド(水性ホビー) ※ 6:4の割合で

5)ベルト金具などのゴールド部分:ブルーゴールド(クレオスGXカラー)

6)刃などのシルバー部分:スターブライトジェラルミン(ガイアノーツ)

7)棺(黒部分):ピュアブラック(ガイアノーツ)

8)棺(青部分):メタルダークブルー(クレオスGXカラー) + クリアブルー(ガイアノーツ)

9)棺(白部分):パールシルバー(ガイアカラー)

仕上げ

2、3、4、7)EX09-セミグロスクリアー(ガイアノーツ)

5、6、8、9)クリアー(ガイアノーツ)

総評

評価:★★★★ (★5で満点)

色々なキャラクターをプラモデル化しているプラマテアで初のペルソナシリーズキャラは人間キャラでは無く、ペルソナ側が一番乗りとなりました。

作ったあとに色んなポージングを取らせてみて思ったんですが、やっぱりデザインは逸品なペルソナですね。

死神や処刑人みたいな見た目に体の周りを浮遊する棺など、ちゃんとペルソナ3のテーマにもかかわってくる「誰にも訪れて、誰も逃れられない物」を連想させるものを各部に配置しつつも、こんなにカッコいいデザインに仕上げているのは本当に凄い・・

キット自体の出来としては最近のキットらしい色分けが十分にされたシールレスキットで素組みでパチパチ作るだけでも原案イラストに近い完成品が出来上がるキットになっています。

※色が足りない部分は剣の鞘の金色部分と体の各部にあるリベットみたいな丸ポチ

同メーカー製のfigma主人公と並べても良い感じにマッチしたサイズ感だったので、この調子で他ペルソナのプラモデル化も頑張って欲しいところです。

そういえばペルソナ3では大分前にアイギスが同ブランドで参考出展されていたような・・・(どうなったんでしょうアレ)

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