グッスマ(PLAMATEA)

PLAMATEA(プラマテア) カズマ 第二形態 レビュー (塗装品) – スクライド

This image is the featured image for the article.

メーカー:グッドスマイルカンパニー

お値段:7,900円 (税込み)

アニメ「スクライド」の主人公、カズマがアルター「シェルブリット」の姿でプラモデルで登場しました。

原作アニメはいわゆる「能力バトル物」という結構ありふれたジャンルなのですが、「癖のある濃いキャラ達」、「カッコいいセリフ回し」などで見た人に強烈なインパクトを残す作品になっています。

ネットなどでは「男のアニメ!」的な事をよく言われていますが、魅力的なキャラがたくさん登場するので、女子が見ても普通に楽しめますよ。

今回はアルター腕(右腕)を塗装をして、本体につや消しを吹いた、チョイ塗装で仕上げてみたものを使ってレビュー記事を書いて見ました。

箱とかランナーなど

アルター化した腕が目立つパッケージ

横長のパッケージ、イラストはもしかして描きおろしっぽい?

一部パーツは初めから塗装済みの状態に

主にアルター腕の方のパーツは塗装済み、爪先の部分等は塗装がされていないので、この辺はシルバーで要塗装と言った感じですね。

せっかくの塗装済みパーツですが、アルター腕のパーツはそのままだとウェルドラインが目立つので塗装出来る人は塗装したくなるかも・・

付属品

アイデカールと無塗装パーツが付属

後述するフェイスパーツには横目線の物が含まれていないので、横目線フェイスが欲しい人はこちらを使用する感じ

ハンドパーツ(左腕)

アルター化していない左腕の方は「握り拳」と「開き手」の二種のハンドパーツが付属

ハンドパーツ(右腕)

アルター化している右腕の方は「少しだけ開いた平手」と「大きく開いた平手」の他に(写真には写っていませんが)「パンチ用の握り拳」が付属しています。

キットそのままだと赤一色なので、爪先をシルバーで塗ってあげると見栄えが良くなるので、オススメです。

シェルブリット腕

通常時(閉)状態とバースト(開)状態の2種が付属、再現時は腕を丸ごと付け替える形になります。

手の側面の突起は金色で塗装が必要なのと、バースト状態の腕の内部の赤ライン等は塗装が必要です。モールドがしっかりとしているので、流し込みスミ入れの要領で塗料を流し込んでから拭き取るのがオススメ

今回バースト腕の手の甲部分(黄色の丸)は30MMのメタリックシールを貼ってみました。

ディスプレイスタンド

支柱が短長の二種類が付属、程よい保持力で軽いので使いやすいスタンドです。

本体と可動範囲

本体前後

原作に忠実なスマートなプロポーション、ジャケットのグレー部分なども別パーツで構成されていて、ほとんどの箇所はパーツでの色分けがされています。

ただ、基本が前後分割のパーツ構成となっているので、合わせ目が各部にガッツリでます。

合わせ目をちゃんと処理して仕上げるつもりの人は中々のハードモード工作になるかと思います・・(ファイト!)

腕回りの可動

可動範囲はやっぱり左腕側の方が優秀。肩のグレーのアーマーパーツも可動式なので思い切り腕を上に上げられますし、二の腕部分の横ロール機能に肘、手首可動と良く動いてくれます。

右腕(アルター腕)側も基本は左腕側とさほど変わらずに可動するのですが、肩の赤パーツが干渉してあまり腕が上げられないのが少し困りもの。

上半身の可動

大きく前後に曲げられて屈んだり反ったりと良い感じの出来です。

腰部分も大きく捻らせる事が可動と、優秀な可動範囲です。

下半身可動

股関節部分に引き出し機能があるので、思い切り開脚させることが出来ます。

膝もぴったりと付けれるぐらいまで曲げる事が可能

つま先にはにはヒンジ可動箇所あり、足首も良く曲がるので接地性は◎

足をガッと広げた構えを取るキャラのなので、下半身がよく動いてくれるのは嬉しいですねえ

フェイスパーツ

フェイスパーツは少しニヤリと笑った通常顔、歯を食いしばった顔、叫び顔の3種が付属。

以前出ていたフィギュアーツでは顔塗装の出来がイマイチだったのですが、本商品はかなりアニメに似た出来となっていて良い感じです。

アクション (さあ、行こうぜ君島ぁ!)

全てを打ち砕くアルター、シェルブリット

このアシンメトリー(左右非対称)なデザインがほんとにカッコいい・・

アニメで良くやっていた地面を叩いて空に跳躍するアクション

♪~脳内で再生される酒井ミキオさんのBGM

下半身の可動範囲が広いので、パンチだけでなくキックポーズも凄い様になりますよ~

シェルブリットォ・・・
もっと、もっとだ!
もっと輝けぇぇぇぇぇぇぇぇ
シェルブリット(バースト形態)

右腕の各部が展開して、背中のゴールド部分が大きく伸びて変形した必殺形態

自慢の拳で粉砕して〆

※破損注意箇所

作っている最中にここ大丈夫かなあ・・と思っていたのですが案の定・・

股関節の軸部分ですが、結構な負荷が掛かる箇所の割りに軸が細いので動かす際は注意を・・

現在、部品注文カードを記入中です・・・

塗装レシピ

下地(全パーツ):サーフェーサーエヴォ(シルバー)

ゴールド部分:GXブルーゴールド(クレオス)

ブラック部分:ブラック(タミヤ エナメル塗料)

レッド部分:GXメタリックレッド(クレオス) + クリアルージュ(クレオス)

オレンジ部分:メタリックオレンジ(タミヤ ラッカー) + 蛍光オレンジ(ガイアノーツ)

トップコート:EXセミグロス (ガイアノーツ) ※アルター腕以外の本体部分

総評

評価:★★★★ (★5で満点)

作り易さや色分けは良好、アニメ中のポージングをすることを考慮したような優秀な可動範囲と、原作ファンとしては買ってよかったと思えるキットとなっていました。

ただ、合わせ目消しや全塗装をして本格的に仕上げる場合はかなりの大工作になると思うので、相当な覚悟が必要になるかと思われます・・・

個人的にはアルター腕の部分だけを塗装して本体は成型色で仕上げたほうがガシガシ動かせるので、オススメです。

あと、色んなポージングをさせるのが楽しいキットですが、破損個所の項で上げた股関節の箇所だけはご注意を・・

スクライドはストレイト・クーガーが来年にキット化が確定してますが、同じく商品化希望ランキング上位だった劉鳳がどうなるか・・・(絶影がやっぱりネック)

※ブログ村に参加中です。記事が良かったと思ったら、↓を押していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村