
メーカー:コトブキヤ
お値段:8,250円(税込)
コトブキヤの美少女プラモデルシリーズ「創彩少女庭園」シリーズ初の3年生キャラクター、薬師寺 久遠(やくしじ くおん)が発売しました。
コトブキヤさんのプラモはメガミデバイスやゾイドなどの版権物は作ったことはありましたが、このシリーズは今回初製作のシリーズになります。
公式のキャラ設定を見ると学生業のかたわらに俳優としても活躍しているキャラクターとの事で、出演作の「メガロマリア」はコトブキヤの別ブランドのプラモデルシリーズだったりと面白いクロスオーバーのさせ方をしていますね。
今回は一部プチ塗装(髪の毛のツヤ消しとクリアパーツの塗装)で仕上げた物のレビューを書いて見ました
パッケージなど

パッケージには左下にサイン風に名前が書かれていたり、背後に「メガロマリア」のキャラ、プリンシパルが登場していたりと遊び心があふれたパッケージです。

キャラデザはシリーズ通しての「森倉 円」さん
代表作で有名所だとVチューバーのキズナアイとかでしょうか?


箱横側、今回は今まで発売してきたキャラクターたちとは異なり、ボディの構造がアクションに特化した新ボディとなっているみたいですね。
付属品

豊富なアイデカールが付属、また今回は完全色分けされたシールレスキットなのですが、塗装する人用にセーラー服の白ラインデカールも付けてくれています。

アイデカール用の無地のフェイスが4個付属、それぞれ口を閉じた通常顔、少し口をあけた顔、口を大きく開けた叫び顔、歯を食いしばった顔となっています。
口の中は別途要塗装ですね

持ち手×2、握り手、平手、平手(アクション用)の5組が付属

クリアーレッドのディスプレスタンドが付属
こちら今回のやらかした所で、組んでる最中に軸を破損・・なのでこの後に貼る写真はグッスマさんのスタンドを使用しています。
本体と可動範囲


本体前後
真っ黒なセーラー服にマルーンブラウンのタイツに編み込みのロングブーツが目を引くデザイン
スカートはアクション重視の為、デフォルトで風でたなびいたような形状になっています。
この格好、髪の長さも相まって今の時期(夏)に見るとメチャクチャ暑そうです・・


首前後の可動は標準的なレベルかと、ロングヘアの髪型なので見上げる場合は少しきつめといった感じ

横方向は干渉する髪が無いので、自由自在に


後ろ髪は左右の部分が横方向に可動、髪の毛に動きを付けられるようになっています。

前髪パーツは「通常」、「↑のメガロマリアのクリスタルを付けた物」、あとは「眼鏡パーツ装着用」の3種類が付属。


腕回り可動
とても良く動きます。水平方向にも↑写真まで上げられますし、肘もぴったりと付けられるぐらいまで曲げられます、二の腕にも横ロールがあったり手首のスナップ機能も優秀で言う事無しです。

肩部分には引き出し機能があり、こちらもポージングの幅を広げてくれるギミックです。


セーラー服の襟部分は左右分割で動くようになっており、上記の腕の引き出し機能を邪魔しないようになっています。
この辺、可動箇所を邪魔しないように凄い上手く設計されてる

驚異の3分割可動・・・
上半身は3ブロックで構成、腰を大きく捻る可動はもちろん、、、前後の可動範囲が凄いことになっています。


分割箇所が分かりづらいようにデザインされてるのもポイント高いです。


下半身可動
スカートは真ん中を境にして前後で独立可動、これのおかげで、、、


丈の長いスカートの服装ながら、こんな感じで足を上げるポーズが問題なく出来ます。
この分割スカートの仕組み、既視感があるな~と思ったら、HGのガンプラとかでよくやる繋がってるフロントアーマーの真ん中を切って左右独立可動にするやつですわ・・

こんな感じで立膝ポーズもok

本来なら丈の長いプラスカートだと出来ないポーズが出来るの、なんか不思議な気分

足首の可動も良好で、足を広げたポーズでも接地性は抜群です。

ただ、今回少し残念だったポイントがこの部分で、足は付け根の部分を引き出して本来なら大きく足を広げられる構造になっているのですが、スカートの後ろ部分が干渉して足を広げられる範囲が狭まってしまっています。
アクション(凄い動くよ)
それではここから各種アクションを・・



可動スカートのおかげでキックポーズが出来るの嬉しいです。


本体可動が優秀なので、格闘アクションも色々できて楽しいです。
アクション(日本刀が似合いすぎる・・)

ここからは別売のコトブキヤさんの日本刀を持たせたアクションになります



抜刀の構え



クール系の見た目のキャラ+刀の相性は異常・・・








日本刀を持ったポーズが似合いすぎる・・・


ちなみに今回使った日本刀は「何かが封印されている刀」をイメージして作ってみました。
アクション(メガロマリアといっしょ)
ここからは別売のメガロマリアとのアクションになります。



ちなみに作品(メガロマリア)設定では呼び出すときに目の所にクリスタルが出てくるみたいです。↑の写真では右目に付属のクリスタルパーツを付けたものですが、今回は色をクリアーパープルに変えてあります(キット付属の物はクリアピンク)


う~ん、このペ〇ソナ感・・








フェイスパーツはメガロマリアも同じ形状の物を使用しているので、付け替えるとこんな感じで融合形態みたいな感じの姿を再現できます。
総評
評価:★★★★★ (★5で満点)
アクションを取らせることに特化したボディという、触れ込み通り色々なアクションを取らせるのが楽しいキットとなっていました。
また、コトブキヤさんの各種ウェポンパーツやメガロマリアとの連携をさせる事でのプレイバリューの高さも面白く、この辺の拡張性もポイントの高いキットとなっております。
実はこのシリーズ作るのは今回が初だったのですが、何キャラかは買ったまま積んでいる物があるので、この機会に作ってみようかな~という気になってきました。(キット自体も作り易かったですし)
今回アクション写真ばっかり取ってたけど、本来のこのシリーズって可愛い女の子の写真を撮るってコンセプトっぽいので、記事を書きながら写真を見返してみると間違ってる気がふつふつと・・
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