30MP

30MP 喜多郁代 レビュー (ぼっち・ざ・ろっく)

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メーカー:BANDAI

お値段:4,840(税込)

30MP「ぼっち・ざ・ろっく!」から二人目のキャラ、喜多喜多ちゃんのプラモデルが発売したので、素組み作成でのレビュー記事を書いてみました。

順番的には予想していた通りにキット化していっている感じですね。(最後はやっばり虹歌ちゃん)

バンドでのパートはボーカル & ギター、社交的でコミュ力の高い性格のいわゆる「陽キャ」

メンバーの中では一人だけガチの楽器初心者なんですが、アニメ最終話ではアクシデントのカバーに回れるぐらいまでにギターテクが上達するなど、主人公と同じくストーリーを通して成長を強く感じられるキャラです。

「星座になれたら」 ※ LINK先「アニプレックス公式チャンネル」

最終回でのライブシーンでは周りの異変(楽器トラブル)に一早く気付く、気配り上手な性格が出ていて凄く好きなシーン

パッケージと付属品

箱絵は劇場版のイラストを使用したものに
使用楽器はぼっちちゃんと同じギターなので、楽器関係の付属品も一緒ですが、ボーカルも務める喜多ちゃんはマイクスタンドが+で付属しています
ギター

ギターの部品構成もぼっちゃんと同じく肩から掛けるベルトはPETシート製の物が長短2種類付属。

おおまかな部分は塗装されていますが、弦の部分は自分で塗る必要があります。

エフェクター

ギターに接続するエフェクターのコードはリード線で再現、こちらも一部は色分け再現されていますが、最低限の色分けといった感じですね。

マイクスタンド

マイクスタンドは縦方向に可動、バーの長さも調整できるような仕様

グリップ部分もけっこうな角度が付けることができるようになっています。

マイクはスタンドから外して手持ちすることも出来ます。
ハンドパーツ

平手や握り手などから、ギター持ち手の左手などが付属、

ピック持ち手のピック(2段目の最右)のピックは色を塗る必要があります。

ハンドパーツは前回は普通のプラ製だったのですが、今回は軟質パーツに材質が変更されていました。

スカート(通常)

スカートは全部で3種が付属、こちらは通常状態の物でゴムのような軟質パーツ製

スカート(座り状態と広がった状態)

こちらは座り状態と演奏用のブワっと広がった動きが付いた物、通常版と違い普通のプラ製となっています。

ぼっちちゃんの時も同じ用途のものが付いていましたが、今回はプラ製に変更されていました(塗装する人はこちらの方が楽で良いかもしれませんね)

シューズ

ぼっちちゃんと同じスニーカーと、オシャレなショートブーツが付属

足のジョイント規格は同じなので、ぼっちちゃんの靴と交換なども可能です

屈んだ状態の胴体

こちらは座り状態を再現する際の交換用胴体ですね

余剰パーツ

一部ランナーは「ぼっちざろっく」明記となっているので共通パーツが何点か余りますが、ジョイント以外は使えなそうな感じですね・・

フェイスパーツ

顔パーツは「口を大きく開けた笑顔」と「左目線の微笑み顔」の2種が付属していて、どちらも使いやすいです。

そして今回はこれ以外に2つ無地のフェイスパーツが付いているので、、、、

付属のデカールを使ってお好みの顔を再現する事が出来ます。

どれも良い感じの表情が用意されていて、どれにするかメチャクチャ迷いますねぇ・・(フェイスパーツ2つじゃ足りない・・)

本体と可動範囲

ボディの作りはぼっちちゃんと同じですね、学際時のバンドTにロングスカートの格好

なので、可動範囲や色分けもほぼ同じ構造といった感じ

髪の毛はモミアゲがわずかに動くのと後ろ髪が動く上にサイドテールも前後左右に自由に動動きます。

ちなみに髪の毛はギター演奏時の下に垂れ下がった状態の髪の毛をパーツ換装で再現できます。
上半身の可動範囲

肩部分は30MSの標準的なボールジョイント接続になっています。

肩の上げはこのぐらいまで、二の腕に横ロールと肘は110度ぐらいまで曲げられて、手首の可動は標準的な可動範囲といったところ

胸下にある可動ポイントで前後にスイング可動(反らしはあまりできませんね)

体の捻りもこちらの可動ポイントを使って再現します。

下半身可動

通常のスカートですと、けっこうなロング丈なので足を開いたりするのはほぼ出来ません。

下半身自体はスカートがなければ、可動箇所も多く可動範囲も広いので、もったいない感じもします。

アクション

ギター装備
使うギターはリョウ先輩からの借り物で水色のボディにダブルカッタウェイ仕様のギター

取り回しや演奏のしやすさを重視したギターなので、ボーカルも兼任するところを意識して選んだ感がありますね

花柄のベルトがオシャレでカワイイ

スカートは3種類ありますが、演奏時は開いた状態の物が一番似合っているかも

後ろの角度からも
微笑み顔が左目線なので、振り返りポーズも自然に決まる
造形はとても良い感じ、ギター使ったポージングを色々撮りましたがどれもカワイイです。
ぼっちちゃんには無かったマイクスタンド
通常のスカート
広がったタイプのスカートで

スカートの形状が変わるだけで演奏中の動きが付いた感じが出るのが面白いです。

マイクスタンドの高さが調整出来ないのが少し残念かも、スタンドの角度が不自然に映写らないようにすると撮る角度が限定されがちです。
マイクを取り外すして、ライブ曲間のパフォーマンスシーンぽく
エフェクターを接続

う~ん相変わらずリード線を綺麗な形に造形するのが難しいです(笑

座り状態のスカートを使用して
顔を「きた~ん」フェイスに変更

2つの無地顔の内一つをこれにしてみました、結構使いどころは限定される感じです。

おまけ(30MSとの互換性)

今回は30MLブランドなので、30MSのキットがあれば組み換え遊びをすることが出来ます。

シャニマスシリーズのビヨスカと、違和感なく似合ってますね

アイマスのYOU AND I の衣装を、メッチャ似合う・・

ビヨスカとかはシレっとキャラの中に混じってても気づかなそうなマッチぶり

学園祭のメイド服っぽい衣装で、頭に30MS接続ポイント(通称:カマボコ穴)が無いので、ヘッドドレスを付けられないが少し残念

おまけ(ぼっちちゃんと)

ぼっちちゃんの方は30MSボディカラーB(色白)といった感じの肌色でしたが、喜多ちゃんの方はボディカラーAといった感じでピンク味が強い肌色になっています。

2人並べると撮影スペースの確保が結構しんどい、、4人そろった時に上手く撮影できるかな・・
後藤さんのヤムチャポーズ
「そのギターがいいの?ひとりちゃん?」のシーン
(ぼっちちゃんのパペットフェイスを自作してみたんですが、リアル頭身でやると超怖いです・・)

総評

評価:★★★★ (★5で満点)

前回のぼっちちゃんとボディ等はほぼ共通なので、色分けは優秀、可動範囲は及第点といったところ。

不満点も一緒でギターのベルトを固定する箇所が無いので演奏ポーズをする際にギターベルトがズレるのが気になる感じです。

今回は付属品類にマイクスタンドが付属しているので、ギター演奏以外にもマイクを使ったアクションが出来て、ぼっちちゃんよりもプレイバリューは高いキットだと思いました。

個人的には一部スカート類が軟質パーツ → プラ製に変更になったのは嬉しかったですね、軟質パーツだと塗装もしづらいですし、特に軟質を使うメリットも感じなかったので (-_-;)

あとはキットの値段は5000円近くと結構高めなので、原作ファン以外だとちょっと割高に感じるかもしれません。

総じてはバンダイさんらしく、作り易さやクォリティは高いレベルでまとまった良キットになっています。

3人目は来年(3月)に出るリョウ先輩、恐らく本体の作りなどは今回とそんなに変わらない仕様かと思われますが、発売が楽しみです。

関連記事 LINK 「30MP 後藤ひとり レビュー」