
メーカー:BANDAI
お値段:2,200(税込)
『機動戦士ガンダムOO』より、1stシーズンの最終話で登場したGNフラッグがキット化したので、レビュー記事を書いてみました。
アニメでの登場シーンは僅かな時間ながらも、登場時の強烈なインパクト(パイロットも含めて)から人気のある機体です。
パッケージとランナー

最近は結構カラーの箱が多かったので、こちらも色付きで見たかったので少し残念。


ランナー1、2枚目


ランナー3、4枚目


ランナー5、6枚目


ランナー7、8枚目

ランナー10枚目(ビームサーベルとプラズマサーベルの刃)
機体カラーのほとんどが黒なので、ランナー枚数は少ないかと思いきや結構多め
付属品




元はガンダムスローネから鹵獲した物を解析/改造した武器ですね。



旧キットのフラッグに付いていた物と形状は似ているものの、各部グリップの作りなどは異なっています。

これは・・もしかしてリメイク版フラッグとか期待しちゃって良いんですかね?バンダイさん

今回はパイロットのグラハムが左利きなので、平手も右手側になっています。
本体と可動範囲


本体前後
フラッグ系の特徴的な限界まで軽量化したボディ、スマートながらも肩部が大型化しているのでマッシブな印象も受けます。


背中のGNドライブは基部で左右にスイング可動
太陽炉については魔改造らしく、やっぱり無理やり付けた感が凄いですねw



腕の関節部分には引き出し機構が備わっているので、これを使えば・・


こんな感じで腕部の前後可動をより自由に行う事が可能です。


腕回り可動:
肘の曲がりは120度ぐらいでしょうか二の腕部分で横ロール、手首は内向き/外向きと、かなり自由に動かせます。
サーベルを使う機体なので、この手首可動の優秀さは嬉しい所。



可変機体時代の名残からか、腰部分は前後への可動も凄いです。



足を上げるのは苦手気味、腰のアーマーが太腿と干渉してしまって、思ったよりも上げられません。


※膝を曲げるとシリンダーみたいなモールドが見えるギミックが良い感じ


足部分の作りに関してはHGフラッグの物を活かしつつ、ダクトなどの細部ディテールを増やしたり改良をしているような作りです。
当時リアルタイムで放送を見ながらキットを作っていた小学生時代の記憶が蘇ります・・(めっちゃ作ったフラッグ系の丸ジョイント脚部よ・・)




足先の可動:
つま先は前方へ曲げられるようになっています。足首部分は引き出すと左右前後と自由に動かせるようになっていました。
武装アクション


武器(GNサーベル)を持たせた姿
こちらはマウント用と呼ばれる短く切ったケーブルを使用した状態




ダブルオーは劇半も名曲揃いですが、フラッグ登場時に使われるこの”UNION”がまたカッコいいのなんの・・



ラスボスっぽいの倒して視聴者(と刹那)がホッとしているところにこんな機体で現れたら、そりゃ記憶に残るよねっていう・・





どちらも「ガンダム」という存在に強い影響を受けた刹那とグラハムの戦いを最後の最後に持ってくるの本当に熱い・・

持ち手とグリップのサイズが合っていないせいか、グラグラして安定して持たせることが出来ません💦(ポージングが安定しないので写真も一枚だけです)


プラズマブレード
腕部のグリップ収納ギミックが再現されていて、手にしっかりと持たせることが出来ます。




おまけ




こ、これはもう「そういう事」で良いんですか!?バンダイさん!
総評
評価:★★★★ (★5で満点)
別名:魔改造フラッグこと、GNフラッグのレビュー記事でした。
あっ、ここ昔だったらシールでの再現だったろうな・・といったところも色分けで再現されるなど、バンダイの最新キット技術で蘇ったフラッグって感じがして作っていて凄く楽しかったです。
アクションは主武装がサーベル類なので基本剣劇アクションになりますが、本体の可動も優秀で主武装のサーベルを使ったカッコいいポーズをガシガシ決められるキットとなっています。
思えばダブルオーも放送からかなりの年月が経過しているので、そろそろReキットなんかも欲しいところですね~(なんか変な穴もありましたし)
作ってて改めて思ったんですが、もともと軽量化された機体に規格外のパワーの動力源積むって無茶苦茶危ないなことしてるなあ・・と(軽トラにジェットエンジン積む的な?)